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- 海外遠征してきたよ
- 2019.05.30
シンガポールとバンコクに行ってきた!
半年まえ、福岡の経営者フォーラムで講演をしたとき、
教育にあつーい想いをもってる森山先生がきいてくださっていて
「素晴らしかった!!!!」と興奮気味で声をかけてくださり
7年シンガポールに住んでいたという森山先生が、「シンガポールでやりましょう!僕が企画します!!!」とおっしゃってくださり、ほんとに実現しちゃった!!
昼夜合わせて約300枚のチケットは速攻で完売で、ボランティアスタッフのみなさんもたくさんの方がご尽力くださいました。
しあわせ。ありがとう。だいすき。
着いて初日は一日フリー。観光バージョン日記はまた後日。
2日目、昼はわたしの講演といろんなイケてる教育者を交えてクロストーク。
夜はわたしの講演のあと、札幌新陽高校の探究コース長であり、現在はNPO法人teachforjapanの代表理事の中原健聡とちょっとした対談を。
(なにげにふたりで対談するのは初めてか?)
たくさんの方に喜んでもらえてよかった!
そしてなにより、尊敬する中原先生をたくさんの方に知ってもらえてよかった!です。うれしみ。
なかちゃんに若き教育者たちが群がる。
シンガポールで子育て中のお母さんお父さんたちも、学生自身も、かれの話にはいろんなことを思ったと思います。
わたしがサイン会してる間、かれのところにもひっきりなしに人が群がってるのを確認しつつ、伝わってよかった、とニヤニヤするわたし。
札幌新陽高校に入りたい!という声もたくさんきこえてきた。
こうやって、多くの人が知るべきことを、心を込めて丁寧に伝えていくことは、
地道なことだけど、絶対に意味があって、結局一番の近道なんじゃないかなぁと思うの。
想いを共にする人たちがいっぱいいっぱい連なって、一緒に同じ方向を向くことから、なにかが変わっていけばいい。
改めて、そう思いました。なかちゃんありがとう。
そして色々ほんとうに大変だったと思うんだけど森山先生、ほんとにありがとう!!
いい人すぎて、NOと言えない日本人の典型的なモデルみたいな森山先生だから、多方面の調整がめちゃくちゃ大変だったんじゃないかと思う。笑
そして森山先生のためならなんでもします!というボランティアスタッフの方の多さに、やっぱり人って、愛される人が何より強いんだなぁと感じました。
りえさん、藍子さん、森さんをはじめ、スタッフのみなさまほんとうにありがとう!
シンガポールだいすきになったのは、みんなのお陰です。
帰るとき、ほんとにちょっと寂しくて泣けた。
愛が溢れてる。
いたの、2日なのに!!!!
この温度感!!!!!!!!笑
素晴らしい同志もたくさんできたよ。
バンコクは、まじで弾丸すぎて滞在時間13時間しかなくてもはや行って話して帰ってきたかんじだけど
ここでもグローバルサポート社のみなさまのお陰で素晴らしい時間を過ごせました。
取り急ぎ、講演会は無事大盛況!!
ほんとにみんな、ありがとうございました!
また、ほかに思ったこと改めて書く!
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- ご報告 ※結婚するとかじゃない
- 2019.05.22
思わせぶりなタイトル、すいません。
人生の一大イベント系ではありませんが身の上に起きた変化を勝手ながらご報告させていただきます。
この度、初めて、いわゆる「事務所」に所属いたしました。
株式会社フライングボックスにお世話になることになりました。
(社長は同じでモデルさんの事務所ナウファッションエージェンシーと7月に合併してひとつの会社になるそう)(わたしはactressでもmodelでもartistでもないので、刺激を与えるひとcatalystの新ジャンルを作っていただきました)
これまでずっと
「さやかちゃんさそろそろ事務所入ったら?」
と言われ続け、
いや、わたし芸能人じゃないので、、と返し続けて参りました
いまも別に芸能人なわけではないし、タレントになりたいわけでもないんですが
ここ数年おかげさまでお仕事をたくさんさせてもらっている中で、いろんなことがありました。ひやっとすることも、多々。
坪田先生をはじめ、周りの方にたくさん支えてもらい助けてもらいながらここまでやって参りました。
ここ一年間は、ゆうこりんという優秀なアシスタントちゃんに助けてもらいながら走って参りました。
しかし、あるとき親友にこんな風に言われました。
「さやかいいかげにしなさいよ。周りの人を守る意味でも、もうちゃんと事務所に所属して、プロとしてしっかり仕事しなさい。じゃないと周りに迷惑かけるよ。」
ハッとしました。そうか、環境を整えるということは、周りの人を守るという意味もあるんだ、と。
芸能関係の仕事をしている信頼する後輩にも言われました。
「さやかさんむき出し感がすごくてほんと心配になります」
むき出し感・・・
たしかに、わたしむき出し感がハンパない。
芸能人気取りみたいに思われたくない、とか、わたしにはそこまで必要ない、とか思っていたけど、
たしかに、そんな理由でむき出しのままいろんなところに出向いて行って仕事して、なにか問題が起きて周りのひとに迷惑かけることになれば、それは本当にしにたい気持ちになるやもしれない、、と思いました。
なので、よし、もう、事務所に入ろう。と決意いたしました。
そして、ここでまたわたしの最強な出会い運が発揮され、素晴らしいご縁に恵まれて、いまの事務所に所属することができました。
大手の芸能事務所に入ると、物のように扱われるのではないか、、とか、出たくないテレビとか雑誌とかに出なくちゃいけなくなるのではないか、、、とかいっちょまえに怯えていたわたしなんですが
この事務所の社長さん(めちゃくちゃあったかい笑顔をお持ちのステキな女性なの)が、わたしの本(キラッキラなほう)を読んでくださり、
「素晴らしかった、感動したわ。わたしビリギャルはねごめんね知らなかったんだけど、この本にあるあなたのビジョン、うちでサポートさせてくれないかしら?」
なんと、、、そんな芸能事務所があるのか、、と感動しました。
「あなたがもし、芸能人やタレントさんになりたいのなら、他の事務所がいいと思うわ。どうかしら?」
と言われたので、それはビジョンにありませぬと即答しました。
「ゆっくり、地に足つけながら、全て相談して一緒に進んでいきましょうね。」
令和元年初日より、桜が見えて、キッチンがあって、いつもおにぎり食べる?と美味しいおにぎりがでてくるあたたかい事務所に迎えていただきました。
マネージャーさんは、麦さんと言って、本をたくさん読む、柔らかく、芯があり、素晴らしい方です。
「あなたのマネージャーができるのは、麦ちゃんしかいないわ」と社長さんが紹介してくれました。
あなたのマネージャーは、本をたくさん読む人でなくてはいけないと思うの、と。
麦さんは中学卒業したら夢だった舞妓さんになり、15歳の時に過労で倒れ、東京に戻ってきて舞台製作をされていた方で、経験値がとんでもないことになってる方です。
本当に自分の幸運具合にまた、引いております。
ここからまた、活動の幅を広げていけたら本望です。
有名になりたいわけじゃない、わたしが見たい、景色を見るために。
こどもたちのキラッキラなめをたくさん、みるために。
わたしの想いを理解し、サポートしてくださる事務所のみなさまと、謙虚に、ひたむきに、頑張りたいと思います。
そして最後に、わたしを一年間支えてくれたスーパーアシスタントゆうこりんに心からのありがとうを送ります。
あなたほどのホスピタリティを持って支えてくれるアシスタントは他にいません。わたしへの異常なほどの愛に、わたしの自己肯定感はどれだけまた上昇したことでしょう。いつもありがとう。ほんとに感謝してます。
みなさん、街でゆうこりんをみかけたら、ぜひ、労いの言葉をかけてやってください。
というわけで、
最高にイケてる事務所と、最高に大好きでかわいいスーパーアシスタントゆうこりんともども、
今後ともよろしくおねがいもうしあげまあああす!!!٩( ‘ω’ )و
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- 中3の同級生からお手紙をもらった話
- 2019.05.21
出版してもうすぐ2ヶ月が経とうとしております。
相変わらず毎日、インスタのDMやツイッター、出版社に届く読者ハガキやお手紙などで、キラッキラのあたたかい感想をいただいては胸が熱くなっております。
「この本を書いてくれて、本当にありがとう」
とたくさんの方が言ってくれる。
その度に泣いております。こちらこそ、読んでくれてありがとう。
先日、出版社に一通の手紙が届いた。
開けてみると、中学校3年生(わたしの一番の反抗期)のとき、一緒のクラスだった同級生からでした。
その子はわたしと違って優秀だったので高校からは違うコースにいき、ほとんどお話する機会もないまま卒業しちゃったので、なん年ぶりだろう…15年ぶりくらい?
「いろんなひとのエッセイを読んできたけど、こんなに素直な言葉であっけらかんとしているのも珍しいよね笑 さやかがダダ漏れでした笑」
って。笑 ほんとね。漏れてるよね。
あとね、「ギャルだったけど、わたしもさやかは話しやすいと思ってたよ!これほんとね!」
って書いてあって嬉しかった。
本に、「親しみやすいギャル」だったとなんと自分で言っているので、そう思われてなかったらまじでイタイなぁと思っていたからほっとした。笑
そして、すごく、すごく心に残った手紙になったのは、次のことが書いてあったからなの。
わたしは、彼女と同じ中学校高校に通っていたわけで、正直、好きだなぁって思える先生には、出会えなかった。
わたしが悪いんだけど、先生に嫌われて、話も全然きいてくれなくて、慶應いく!って言っても、誰も信じてくれなかったし、合格しても、おめでとうって言ってくれる先生はいなかった。
本や映画は、わたしの記憶そのままを描いてもらったし、今回の本にも事実ありのままを書きました。
でも彼女がね、手紙で教えてくれたの。
うちらの学校にも、話をちゃんときいてくれる先生はいたよ。って。
彼女は、早稲田に行きたくて、でも、指定校推薦の枠でも毎年早慶には数人しか行けないのがわかっていたから、第一志望にするのが怖かったんだって。
でもある先生が、いいじゃん!いけよ!と背中を押してくれて、頑張った。
そして、指定校推薦で早稲田に無事入学できて、いまがある。と。
そのことを、さやかに知っていて欲しかった、と手紙をくれました。
まぁわたしのような問題児は、その先生とはあまり御縁がなかったのかもしれないけど、、笑
彼女がそれを伝えるために、長い長い手紙を書いてくれたことが嬉しかった。
本を出版すると、いろんな人がわたしの想いを知ってくれる。
それがとても不思議で、光栄なことだなぁと改めて思いました。
彼女はいま、また新たな夢に向かって勉強しているようです。
「さやかも大学院で勉強し始めたんだよね。仲間のようで、うれしいです」
「これからも、キラッキラの笑顔をわたしたちに届けてください」
この本、もっと売らなくちゃ。
中3のクラスメイトへ、お手紙、ありがとう!わたしのほうこそ、元気もらった!!
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- インド旅日記シリアスver.
- 2019.05.18
今日はインド旅のシリアスver.日記を書きます。
まず、とにかく、インドは「生きるってなんだろう」を、わたしたち日本人に考えさせてくれる国のひとつだと思いました。
書きまとめるのに、時間がかかった。
なんか考えること、感じたことがあふれすぎててちゃんと頭使わないととりとめのない文章になりそうだったから、整理するのに時間かかった。(そして結局整理しきれずとりとめのない文章になった)
能天気日記でも書いたけど、とにかくいろいろ、もうほんとうにいろいろが違うの、日本のそれとは。行く前からわかってたことなんだけどね、いざこの目で見ると、全然また違う。
バンガロールはIT化がすすんでおり、インドの中では都会化してて(バンガロール 在住の佐野さんは「おまち」と呼んでいた。まえはインドのもっと別の地域に住んでいたらしい)比較的道もきれいだし情報も、物もちゃんとある。
それでもこんなに衝撃を受けるんだから、インドのまた別の地域やもっと別の国に行ったらもっといろんなことを思わざるを得ないんだろうと思う。
とくに衝撃だったのは、このラッセルマーケットという市場。
異臭が漂い、虫が無数に飛んでる。そこで野菜や果物、肉や魚などのナマモノが売られてる。
その場でヤギや鳥がさばかれてつるされて売られてる。
そこにまた虫が群がる。(虫がたかるくらい新鮮なんだ!と真剣にインドの方は言うらしい)
ゴミ山はいたるところに。
ここはもう特に虫と臭いがひどい。
そしてそこに、牛や犬が集まってゴミを食べてる。
たまに、プラスチックを食べちゃって死んじゃうらしい。。
商人たちは、休憩してるのか、のら犬たちと床で寝てる。
こんな光景は、日本じゃ見れない。
観光客は、わたしたち以外にひとりもいない。
でもたしかに、そこにはインドのひとたちの生活があった。
その市場を歩きながら、いろんなことを考えた。
ここにいまいる人たちは、「困ってる」わけでも「助けてほしい」わけでもない。
これが当たり前で、日々、目の前のことをただひたすらに、生きるために、毎日いつも通りにやってるだけ。
わたしたちからしたら、こんなにゴミが放置してあったら大問題だけど、
彼らにとってはもうずっと昔からこうしてきて、何の問題もない。だれかが仮に片付けても、また同じにすぐなるに違いない。彼らにとっては片付ける必要が、特にない。
普通ってなに?それって自分の物差しでしかない。環境によって形成された自分勝手な価値観でしかないんだよなぁ、みたいなことを、異臭でくらくらしながら思った。
ラッセルマーケットで見た光景や、日本と全然違う道路の様子などを見て、わたしの価値観をガーーンとぶち壊されまくって過ごし、最終日に日本人の子どもたちが集まるインターナショナルスクールの補習校にてビリギャルと愉快なオトナたちinバンガロール を開催した。
いつも通りいろんな話をした後に、
「ねえ、ラッセルマーケット行ったことある人いる?」ってこどもたちにきいてみた。
だれも、手を挙げなかった。
「お母さんお父さんたちはどうですか?」
30人くらいいる保護者のうちの、3人だけ手を挙げてくれた。
わたしね、みるべきだと思う。ちゃんと、インドにいる間に見ておいた方がいいと思う。
(ほんとはわたし、ガンジス川とかちゃんと行きたかった。もっといろいろ感じるんだろうと思う。)
自分たちの「普通」と思ってるものは、場所や文化、環境が違えば、全然「普通」じゃなくなるんだということ。
自分を知るには他人を知らないといけないのと一緒で、違いを見て感じて考えて認めることは、絶対に必要なことだと思うんだ。
インドのあの光景を見て、こどもたちはどう思うんだろう。
「きたない!」と思うだけなんだろうか。
いや、きっと大人よりもいろんなことを考えるはずと思う。
どうしてあのひとたちは、床で、あんなに安い値段で、たくさんのお野菜を売ってるんだろうか?
どんなひとがあそこで買うんだろうか?
一日にどれだけ売れるんだろうか?
病気にはならないんだろうか?
家族はいるんだろうか?どこにいるんだろうか?何人いるんだろうか?
せっかくインドにいるなら、ちゃんと見ておくべきだと思った。
こどもたちにこそ、見ておいてほしいと個人的にとても思う。
「お父さんお母さんがいいって言ったら、ぜひ、見に連れていってもらって。」と、会の最後にこどもたちに伝えた。
あのなかの、何人が本当に行ってくれるだろう。
そして、もう一つ思ったことがある。
それは、日本企業のインドの駐在員のみなさんが集まる会で講演したときのこと。
この日の演題は「部下の能力を引き出す方法」だった。
わたし部下とかいないしそんなに育てたことも過去遡ってもあんまないしマネージメントの神的存在でもないんだけど、この日もいつも通り「育てられた側」の人間としておはなしした。
ビリギャルストーリーにのせて、「わたしが母にどう育てられたのか」「坪田先生と学校の先生は何が違ったのか」「teachingとcoachingのちがい」「自己肯定感を育てるためにbeingで褒める」等々、短い時間で駆け足でおはなしさせてもらった。
するとそのあとの懇親会のときに、いろんな方がわたしのところにきてくださりお話しているなかで、だれかがこういった。
「インド人はね、褒める必要なんてないよ。」
するとだれかもこういった。
「そうそう、あいつらは褒めるとすぐつけあがって、じゃあ金をくれ、となるだけなんだよ」
といって周りも大きくうなづいて、みんなが笑った。
どうやら、インド人のみなさんは、駐在員のみなさんいわく「自己肯定感が超絶高い」らしい。
自己肯定感が高いのはなんとなくみていてわかる。人のことなんて気にしない。人からどうみられてるか、なんてこともどうでもいい。というのは4日インドにいただけでもよくわかった。そこに関しては日本人とインド人足して二で割ったらちょうどいいかも、とおもうくらい。(日本人はわたしを含めて気にしすぎ)
でも、褒められる必要のないひとなんて果たしているんだろうか、と少し気になった。
「褒める」と「おだてる」は違う。
なにかこちら側に裏の意図があって、事実に基づかないことを言って相手を持ち上げるのが「おだてる」
褒める、は「心からの言葉」であり、それは信頼関係のうえでしかなかなか出来ないんじゃないかなぁってちょっと、思った。
そんなにいうならインド人と働いてみやがれ、と言われそうだ。ほんとすいません、経験ないくせに偉そうだな、と自分でも思う。
でも、すごく考えたんだ、ほんとにインド人は認められてもなにも喜びを感じないんだろうか?褒めたら逆効果なのか?
考えたんだけど、結果わからなかった。少なくとももうすこしインドにいてみないとわからなそうだ。
ついいつもの癖でまた長くなってきたからそろそろ締めたいと思う。
こどもたちには、せっかくインドにいるんだから、ちゃんと多様な価値観に触れてほしい。
でもそういうこどもたちはきっと、数年後、「違いを認め合いづらい」日本という環境に帰ってきたときに、生きづらさを感じるんではないかと思う。
でもそれでいい。その違和感を大切にしてほしいと思う。その違和感から、なにかが変わるんだと思う。変えたい、変えなきゃ、と思わないとダメと思うんだ。
「知る」ことは第一歩だ。
「知らない」「知ろうとしない」は無責任だとわたしも自分にいつも言い聞かせてる。
帰りの飛行機の間際、今回のきっかけをくださった佐野さんと、佐野さんの旦那さんのアジュンと、息子くんふたりとご飯を食べた。
ずっっっっと喋ってる次男のタラクとそれに適度につっこみを入れながら穏やかに見てる長男のキラン。
それを幸せそうにみてる佐野さんと、「タラク、みんなが喋れないだろもうすこし静かにしなさい」と優しくいうインド人のアジュン。
インド人だから、とか日本人だから、とか関係ないなぁってこの家族を見てやっぱり思った。
長男キランが道を歩きながらぼそっとわたしに言った。
「みんなタラクがかわいいかわいいって言うんだ。あいつの裏の顔を知らないで!お風呂あがりにおしりをくっつけてくるんだ、もうほんとうにいやになるよ!」
と言っててめっちゃかわいいと思った。笑
インド人だって、認められたいのはきっと一緒と思う。
ありがとうって言われて、嬉しくない人なんてきっとこの世にだれもいないとわたしは思う。
今回のインドでの時間は、自分自身を見つめなおす時間になった。
これからこどもたちに伝えたいことが、もっと、増えた!!!
おしまい。
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- インド旅日記能天気ver.②
- 2019.05.14
インド旅備忘録のつづき。
今日も能天気バージョン。
3日目の朝、ホテルの近くをお散歩してたら学校を発見。
拙い英語で、「学校見学したい。中に入れてくれ」と門に立ってるおいちゃんに訴えてみた
ら、入れてくれた。
けど、夏休み中だった。
外でボーイズたちが遊ぶ様をほのぼの見てるだけでも癒された。
たぶんここはわりとインドの富裕層が通っている学校なんだと思う。
もっとローカルな学校色々見たかったなぁってことが唯一の心残り。
この日も大きなお寺に。
ちなみにインドのお寺は土足禁止。車で靴を脱いでお参りに。
「ハレクリシュナハレクリシュナ…」とお経みたいなのを石を踏みながら108回唱えてからでないと中に入れないというお寺。
クリシュナは破壊の神とされ、とてもプレイボーイだったらしい。
インドで最も人気の神さまだという。(インド神話のストーリーがいちいちクセありすぎて面白すぎる)
たしかに、108回も唱えたら愛着が湧いてくる。
ということで我々の推しメンはここでクリシュナになる。
お土産コーナーが超絶充実していて、商売上手なお寺でありました。
まんまとクリシュナグッツを爆買いする。
なんだっけこれ、忘れた。なんかたぶん国会的なやつ。
文字見たらインドの人たちの中にも政府に怒ってる人がいるんだとわかる。
バンガロール の日本人会でファンキーゴウ★イマムラとトークショーを。
剛さんの半生はまじで何度聞いても面白い。
こういうオトナにこどもたちにはもっとふれてほしいなぁ。ごうさんと数日一緒にいるだけで人生ってまじで最高と心から思えてくる魔法にかかる。
最終日は今回我々を呼び寄せてくれた佐野さんが先生として勤務してるインターナショナルスクールの補習校にて
ゴウ★イマムラとビリギャルと愉快なオトナたちinバンガロール を開催。
そう、ここが本命コンテンツ。
そのまえにグランドでこどもたちがサッカーしてたから乱入。
わたしは運動靴なくて裸足でやる!ってだだこねたけど危ないからダメ!って入れてもらえなかったので、グランドの脇でおじさんチームとこどもチームが対戦する様子をニヤニヤしながら眺めていた。あーほんとにサッカーやって笑ってるひとたちの近くにいるだけでほんと楽しいしあわせ。次男の子に生まれたらサッカーやりたい。
イベントのまえに授業を見学。
のはずがなんかこんなんなってみんなでおしゃべり。
「早く日本に帰りたい」という子もいれば、「帰りたくない。日本の子たちと合わないと思うから。」「日本の学校たのしくない。」という子もいて
でもみんな口を揃えていうのは、「日本のご飯が食べたい」だった。同感。わたしもツヤツヤの日本の白米と味噌汁が食べたくてしょうがなかったよ。あとなんかわかんないけど二郎のラーメンが無性に食べたかった。
夢ってあんの?ってきくと、みんな、ない。っていうから、じゃあおじさんとおばさんたちの夢をいうわね、と勝手に夢語る我々。
オトナになるって面白そうだなぁってきっと思ってもらえたんじゃないかと思うくらい、こどもたちよりもキラキラな目で夢語ってみたよ。
本当に年々楽しくなる人生最高かよって思ってるの伝わったかな。
もうねやっぱり、こどもたちと話すのがまじで楽しくて最高の最終日になった。
ビリギャルと愉快なオトナ代表のゴウ★イマムラと言いたい放題こどもたちに向けてメッセージを送りまくった。
後ろで見てるお母さんたちのなかにはハンカチでずっと涙を拭きながら聞いてくれてた人もいた。
慣れない環境のなかで子育てするのって大変だよね。お母さんたちの健気な想いが美しかった。
ショウ★オオギもこどもたちに大人気。
質問のとき、リョウという小学生の男の子が「インドと日本の共通点はなんだと思いますか?」と聞いてくれた。
共通点かぁ。
「違い」ばっかり見ていたわたし達はハッとさせられた。
そこでショウ★オオギがこう答えた。
「優しさだと思います。日本人も優しさに溢れてるけど、インドの方もみんな優しさに溢れてる。」
いいこと言うショウ★オオギ。
ほんとにそう!インドの人って真顔は怖く見えるけど(それは日本人もそうか)めちゃくちゃ人懐っこくて優しい。
ドライバーさんとも仲良しになった。
いっつもそうなんだけど、こどもたちと話すとこちらの方がいろんなことを教えられて気づきをもらえて、元気になる。
今回はとくにいろんなことを気づかされた。
普段のお仕事でよく話すのは、日本に住んでる、日本しか知らないこどもたち。
でも今回、日本ではない国に住んでる日本人の子どもたち、
そしてその親御さんたちとたくさんお話して、なんかいろいろ、おもった。それシリアスver日記に書こうと思う。
とにかく、こどもたちにはせっかくインドに住んでるからには、「普通」ってどこにもないんだということを知るいい機会にしてほしいなぁ、って、思った。
能天気日記おしまい!
最後にシリアスver.を、忘れないうちに書いとく。
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- インド旅日記能天気ver.①
- 2019.05.14
インドに行ってきた!!!!!
「インド行くんだー」と言いまくっていたら、過去にインドに行ったことある人が結構周りにたくさんいて情報を事前にたくさんいただいた。
「シャワーで口、アーってやったらおしまいだよ」「歯磨きはペットボトルの水でね」「お店の氷食べちゃダメだよ」「わたしは油でやられて入院したよ」
「あ、肛門からも可能性あるから気をつけて。」
ねえ、インドの水は一体どうなってんの??じゃあおしりどうしたらいいの?
ていうかインド人お腹強すぎない?どうしてるの?
というわけでげきよわ日本人のわたしは薬やウエットティッシュ、おしりふき、手ピカジェルなど完璧に備えて入ったインド。
「楽しかった」なんて言葉一言では、表現しちゃいけない。絶対。という、気持ち。(お腹は脅されまくって備えに備え慎重に過ごした結果一度も壊さず乗り越えたよ)
ちょっと色々書いておかなくちゃいけないことがあるんだけどとりあえず、今日は能天気につらつらと書こうと思う。
一緒に行ったHappy野郎今村剛さんと翔(自腹でいいからついていきたいとわたしの数日限定マネージャー役をかって出てくれた若き友人)の3人。
わたしと剛さんで不定期で開催してる「ビリギャルと愉快なオトナたち〜お先に一杯やってます〜」という、学生たちとイケてるオトナを出会わせたい!というイベントの投稿を、バンガロール 在住の剛さんのご友人佐野さんが見てくれて、
バンガロール でもやってよ!!の一言から始まり、本当に実現しちゃったインドの旅。
いままでいったどんな旅よりも、濃く、意味のある時間になった。
ブロックプリントという、インドに伝わる模様を作る手法を体験したり(くっそ楽しくてはしゃぐ)
ダンスヴィレッジっていう、住み込みでインドの伝統的な踊りを学ぶ学校の見学に行ったり(出来上がったショーを見るよりもずっと感動した。写真は不可の為撮れなかったけど目に焼き付けた。)
お寺に行ったり(神の国インドにはいろんな神様がたくさんいらっしゃってみんな各々「推しメン」がいるらしい。ちなみにわたしのこのときの推しメンは像の姿をした神ガネーシャ)
バンガロールで働く日本企業のみなさんが集まる商工会の総会で講演したり(インドバージョンでお届けしました。エリートの駐在おじさまがた200人くらい?懇親会も楽しかった。)
ラッセルマーケットという市場に行ったり(これについてはのちにシリアスver.日記でじっくり書かせてほしい)
手でカレー食べたり(わたしは気持ち弱くてスプーンにてすいません)
(っていうかカレーはもう死ぬほどたべた。しばらくtoo much no thankyou)
とにかく、見るもの全てが初めてのものばかりのインド。
日本でぬくぬく育って出来上がったわたしの物差しは、ほんと自分勝手で世間知らずで、日本から一歩外に出たらなんにも通用しないものなんだと気づく。
例えば、一番最初にびっくりしたのは道路の様子。
もうすぐ中国の人口を抜くと言われてるインドの道路はいつも車とバイクでいっぱい。
車線なんて関係ない。信号はほとんど機能してない。
クラクションの音が、もはやだれがだれになにを訴えたくて鳴らしてんのかわからなくなるくらいいたるところで鳴りまくりつづける。
車とバイクは隣の車スレスレで隙間を縫って前にぐんぐん進む。みんな運転技術すごくない?と驚く我々。
接触することなんて日常茶飯事。警察はいちいち来ない。直接言い合う、お金で解決したり、うやむやなまんまそのままどっちかが逃げたりして終わる。
そんな道路をなんと人々は堂々と歩いて渡っている。ぎゃあひかれる!と何度もこちらが叫んじゃうくらいスレスレでなんとか車が避けて人々は涼しい顔で渡りきる。
とびっくりしながら車の中から外をじっと見ていると、人が近づいてきて窓ガラスにピターッとくっついてなにかを言ってる。
お金をちょうだい、と言っているらしい。
ものすごい近い距離で、ずっとまっすぐこちらを見て、窓ガラスをコンコンとずっと叩いてる。そうやって止まってる車を回って歩いてる人がこっちにもあっちにも。
踏切は手動。おじさんが手でバーをせっせか回して踏切を管理。うっかり時間間違えたりしてバーを下ろし忘れたら大変。(おじさんの責任重大すぎない?)
車と一緒に牛も道路を渡ってる。インドでは牛は神様の乗り物とされているときいていたが、人々は容赦なく牛にもクラクションを鳴らす。牛はのそのそとどく。
・・・カオス。
英語:chaos(「混沌とした状態」「混乱」「無秩序」「想定外のことが入り混じり理解できない状況」)
むしろこの状況で生きてるインドの人々を心から尊敬した。(牛も)
頭の回転速いよインド人のみなさま。(牛も)臨機応変力が半端ない。
そして目があって笑いかけると、子どもみたいにみんな、にかあって笑うインドの人々。(牛はちょっとわかんない)
なんだかよくわからない魅力にとりつかれてしまった。
これは、みんなが言ってたとおり、
人生観が変わるほど、めちゃくちゃ貴重な時間を過ごすことになるんだと初日に悟った。
まだまだ書ききれない。
つづく。