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- 「君はただのラッキーなんかじゃないよ」
- 2019.06.06
今日ね、坪田先生と久しぶりにお茶したんだ。
お互いの近況報告と、わたしの個人的な相談に乗ってもらう会。(と、ほんのちょっとの愚痴笑←割と深刻)
先生に会うと、時間が戻る。
あの塾で、毎日ふたりで腹抱えて笑って、わたしが変なこと言って先生が突っ込んでくれて先生が爆笑しながらわたしにチョップする、っていうのを1日に何度もやってたあの時間が蘇る。
先生は、勉強なんて全然教えてくれなかった。
ただ、「どうしたらできるようになるか」の方法を教えてくれたし、「さやかちゃんなら大丈夫だよ」って信じてくれたし、「ほんとにできちゃったらさ、超おもしろくね?」と、毎日夢を、具体的に見せてくれた。
だから、めちゃくちゃ走れた。不思議なくらい。
「先生、最近さいろんなことやってみて気づいたんだけどさ、ぜんぶ受験のときと一緒だよね?」
というと、
「そうだよ。やっと気づいた?」って笑ってた。
全部同じ法則で、物事はうまくいく。必ずそこには、共通するものがある。
先生があの塾でわたしにやってくれてたことは、いわゆる「マネージメント」にすぎないのだということ。
人の心を動かすためには、そこに想いと、それを表現して伝える力と、行動力が必要だし、もっというと、誰かを想う力と、感謝できる力と、自分を信じる力と色々必要で、それが全部合わさると、なにか目に見えないパワーがそこに現れて、なにかがちょっとずつ変わっていくし、周りも自然と変わっていくんだ。
「でもさ先生、わたしね受験しただけじゃん?なにがすごいのかいまだによくわからないんだよね」
って言ったらね
先生こう言ってくれたんだ
「あのさ、僕は君じゃなかったら、君のそのキャラクターがなかったら、君のことを書こうとは思わなかったよ。偶然じゃない、全ては必然なんだよ。めちゃくちゃたくさんのひとが同じような経験をしてるのに、なぜか君がビリギャルになった。だから、だからすごいんだよ。ただのラッキーじゃない。」
「ねぇ、わたし、一体どんなだったの?笑」
「めちゃくちゃアホだった。笑 こんなアホな子いるんだなぁ、って。でも、こんなにアホで明るい子は、すごいなぁ、と思ったよ。すげえと思った。笑」
これはいつもなんだが、褒められてんだかなんなんだかわからないが笑
とにかくとても、嬉しかった。
先生と話す時間は、わたしの道標になる。いつも、どれだけ久しぶりに話した時でも、いつもそうなる。
原点に戻りたいとき、坪田先生に会いにいく。
先生は、さやかちゃんも僕も、ただ運がいいわけじゃない。と言うけど、
わたしはやっぱり、この先生と出会えた自分の幸運さに今日、改めて泣けるほど、感謝してしまった。