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- ねえこれみんな体験した方がいいと思うの
- 2019.08.22
楽しい夏休みも終わってしまった人も多いでしょうか。
わたしはちなみに、まだまだ終わりません。(そうだった大学生って夏休み信じられないくらい長いんだった)
わたしの仕事はあんまり「休み」って概念がないので関係ないっちゃないですが、
夏休みって響きがいいんだよなぁ…とニヤニヤしながら31歳(一応学生)の夏休みを満喫しております。
さて、先日こんなイケてるものに参加してきたよ。
(余談だけどわたしSPEED世代だから今井絵理子ちゃんと参加できてとっても嬉しかったよprecious time歌い出したかったよ)
ダイアログインザダークはご存知の方も多いですよねきっと。
一切「光」がない空間を体験できるの。
何名かのチームで入るのだけど、わたしたちをアテンドしてくれるのが視覚障がい者の方。
彼らにとっては、その「漆黒の闇」が普通なんですよね。
だから、わたしたちが暗闇でパニックになっているところを、優しく心強くアテンドしてくれる。
声だけで、だれがどこに、どんなふうにいるのかが彼らには見える。
音だけで、お風呂のお湯がどのくらい溜まったのかが見える。もうほんとすごいの。なんか見えてるみたいに。
光がない世界では、「声」や「音」、そして触れ合うことによる「体感」がすべての大きな手がかりになり、
いつも以上に、大切なコミュニケーションのツールになるのです。
ダイアログインザダークを体験すると、盲目の人を「かわいそう」と思うことはなくなるかもしれない、とだれかがいってた。
だって、あの空間で盲目の人は、あんなにも頼り甲斐があってたくましく、生き生きしてるんだもん。
わたしたちの方がよっぽど、なにもできなかった。
障がい者に対しての意識を一新させられる体験になるのが、ダイアログインザダークです。
人の考え方見方って、結局「体験」でしか変わらない。
わたしたちどっかで、「障がい者」と「健常者」で分けちゃってないだろうか。
健常者は障がいがある人の気持ちはわかってあげられない。そうどこかで、なんかちょっともしかしたら少しだけ上から思ってやしないだろうか。
ちゃんと、体験できます。
そして、体験したら、変わります。
まじで正直にいうと
すいませんでした!!!!🙇♂️
なめてました!!!!🙇♂️🙇♂️
っていう気持ちになります。
世界が、広がる。大げさに聞こえるかもしれないけど、ほんとそんな感じです。
ドイツで生まれたこのダイアログインザダークを知り、多くの人がこれによって考え方生き方を変えていくのを目の当たりにした志村真介さんはとんでもなく感銘を受け、
これをどうにか日本でも体験してもらいたい!!!と日本に持ってきてくれました(ほんとみんな感謝した方がいい。飛行機代がかなり浮きます)
そしてそんな真介さんをサポートしているのが奥様であり、バースセラピストでもある志村季世恵さん。
あの樹木希林さんも、亡くなる直前まで季世恵さんの言葉を支えにされていらしたそう。
(季世恵さんの本「さよならの先」はまじで号泣して大変なことになるのでおうちでぜひこっそり読んでください。)
わたしこのおふたり、だいすきなの!いつもだれか人のために心と身体を使ってるおふたりです。
ダイアログシリーズには、なんと他にも二つある。
「サイレンス」と「タイム」です。
サイレンスは、「音」のない世界。
聴覚障がいを持った方がアテンドしてくれます。
「タイム」は、わたしたちの大先輩、お年寄りがアテンドです。
わたしたちが普段、もしかしたら「弱者」とどこかで思ってる方たちかもしれない
でもここでは、逆にそういう方たちに、わたしたちが助けてもらったり、教えてもらったりするのです
彼らははたして、ほんとに弱者なのか?
むしろわたしたちのほうがいろんなものが見えてないんじゃないか
普段当たり前にあるものが「ない」世界では
普段気づかないものにたくさん気づける。
わたしたちはいろんなものが見えすぎていて慣れすぎちゃってて、
大切なものを見落としてるかもしれない。
このダイアログシリーズが、
なんといつでもみなさんに体験してもらえるように、
もうすぐ東京竹芝に、できます。
その施設の費用をいま、クラウドファンディングで集めています。
わたしも微力ながら、いや微力なんだけどめちゃくちゃ応援しています。
だってこれ本当に多くの人にとって必要な体験ができるから。
どっちみちいつか行きたいと思ってる人はぜひ、いまクラウドファンディングのページからチケットをご購入ください!!!
ここから買えるよ↓
https://readyfor.jp/projects/dialogueみんなでちゃんと見よう。
ほんとにちゃんと、見なきゃいけないもの。
知っておかなくちゃいけないものを。