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- 人物ノンフィクション「現代の肖像」
- 2019.04.22
ってみなさま、知ってる??
わたしなんかは、本当すいません、存じ上げなかったわけですけれども、、
なんだかとっても光栄な歴史ある紙面に出させていただきました。
げんだいのしょうぞうさんに今度出させてもらうことになった!!というと、
「さやかちゃん、それ、雑誌版 情熱大陸だよ!!すごいことだよ!!!」
と言われて、
え!!!!まじ?!!?
ってなりました。
知らなくて本当にお恥ずかしい、すいませんでした。
そんで、これもう先週の月曜日に発売されてるもの(すぐに書けよって本当に自分に強めに言いたいわたしってそういうとこある)なのでもう店頭にないかもしれませんが
これに書いてくださっていた文章がとっても嬉しかったから、記念にここに書いておきたく。
現代の肖像は、さまざまな分野の著名人の方々が多く出られているAERA創刊以来ずっと26年続いてる人気コーナーです。(知らなかったくせに偉そう)
すごくないですか?ラインナップ
ここで文章を書かれているライターさんと写真を撮ってくださるカメラマンさんはもう超一流の方だけなんだそう。
わたしの文章を書いてくださったのは、ジャーナリストの速水由紀子さん。
初めてあった時から、何時間もかけてわたしにいろんなことをきいてくださいました。
合計10時間以上?色々話して、さらには現代の肖像名物の、「周りの人にもきいてみる」を熱心にしてくださり、
わたしの弟、親友のかなこ、札幌新陽高校で出会った友人中原健聡、新陽高校の女子生徒、の4人にわたしについてインタビューをしてくださいました。
そこにわたしは同席をせず、4人がなにを話したのかわからないんだけど
発売されてからこの紙面を読んで、いままでの、わたしにきいてくださり書いていただくインタビューにはない熱を、感じた。
速水さんがツイッターでこんなこと言ってくれてた。
「小林の相手をまるっと信じる壁のなさ、教育の盲点へのピュアな問いかけは、どんな人の警戒網も瞬時に消滅させる。結果、相手からとことん本気なメッセージを引き出して、生きる力として消化してしまう。つまり彼女は凄まじい吸収力を持つ究極の生徒なのだ。」
「教師や校則ととことんぶつかった自分を忘れないから、悩みを抱える生徒のヒーローになれる。そんな小林が、巨人化したビリギャルを駆け足で追い越す日はもうすぐだ。」
速水さんはこう、記事を締めくくってくれていました。
弟が、わたしを思春期時代にどうおもっていたのか。
わたしは弟がずっと羨ましかったけど、弟もまた、わたしを羨ましくおもっていたんだということ。
親友のかなこの「さやかは、暗かった子ども時代をいまも心に住まわせているから、ネガティブなこどもや、自分を強く見せようとするギャルやヤンキーの気持ちもわかるし、寄り添ってあげられる」というフレーズも、
「彼女の純粋な共感力はすごいから、抱えてる課題に向き合うにはこっちが最大限の本気を出さなあかんと覚悟させられる。」という中原の言葉も、
わたしにとって、なんか、つらいとき思い出すと力が湧いてくる、宝物みたいな言葉になった。
「悩んでるネガティブ要素が、こどもたちとの関わりで大きなプラスに転じつつあるのを小林はまだ明確に自覚していない。」という速水さんの言葉で、気づいた。
やっぱり、意味のないことなんて、おきないんだ。わたしの過去に起きた出来事は、ひとつひとつに明確な意味がある。
それは、「だれかのために」いかせるものだ。すべて、そうなりえるものだった。いま、ビリギャルのおかげで、それが少しずつ、果たせているのが本当に嬉しいなぁって。
そんなことを、この記事を読んだ読者の1人として、思った。
インタビューに協力してくれた弟、かなこ、なかちゃん、にいな、ありがとう!!
みんなの言葉が、全部は知れないけれど、とても励みになりました。思わぬプレゼントをもらった気持ち!!
そしてAERA現代の肖像編集部のみなさま、素敵な写真たくさん撮ってくれたカメラマンの岡田さん、そして素晴らしくあったかい記事を書いてくださったライター速水由紀子さん、本当にありがとうございました!!
わたしもっともっと、がんばるね!!!
#小林さやか